令和3年5月24日にWEB講演会「住家の被害認定調査に関する研修会」を開催しました

令和3年5月24日にWEB講演会「住家の被害認定調査に関する研修会」を開催しました

さる,令和3年5月24日,オンラインにて三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 防災・リスクマネジメント研究室 副主任研究員 国友美千留様による講演会「住家の被害認定調査に関する研修会」を開催いたしました。今回は,中国県下5協会全社員対象の研修会として開催し,山口県・岡山県・鳥取県・島根県の調査士にもご出席いただき,100名が聴講しました。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社は内閣府被害認定調査業務を20年来行っており,被害認定調査に技術的にも通じている会社です。国友美千留様は防災・リスクマネジメントを専門とされており,内閣府の委託を受け,都道府県別に開催される市区町村職員向け研修会を担当されていらっしゃいます。

当協会は現在,広島県及び広島県内3市と災害協定を締結しており,実際に要請があった際には速やかにこれに対応できるよう協会の体制を整える準備をしていきたいと考えております。この度の講演会は,令和2年7月に広島県危機管理課主催で開催した各市町の住家の被害認定業務担当者及び罹災証明書交付業務担当の職員の方々を対象とした研修会の内容を,運用指針の改定にあわせて修正し土地家屋調査士向けに内容をアレンジしながら,約2時間半にわたり解説くださいました。参加者からは詳細な資料と丁寧な説明で大変分かりやすかった,災害時には官公署からの応援要請に備えるため今後も更なる知識の習得を重ねたいなど,大変参考になったとのお声を多くいただきました。

今後も,我々は有資格者である土地家屋調査士の集合体として,大規模災害時に際し,専門家の団体として,またその職能を活かして,速やかな復興と住民生活の再建に貢献・寄与できる取り組みを行っていきます。

国友美千留様にはご多忙の折の厳しいスケジュールのなか講演をお引き受けくださったことに改めて感謝申し上げます。